"keen talks"セルフライナーノーツと楽曲制作話
第2回目は"ゆれる"!!
2. 「ゆれる」
ゆれるという言葉の通り、震災後に作られた一曲。
ただ直接的に地震を体験しての事とはまた違い、ここでは日常で起こる善悪が分かっているが故の人の心の揺らぎ、そして言葉よりも本能として表れる行動。言葉よりも目に見える人の手の必要性を、何よりも伝えたかったという、そういった衝動がサウンドの方向性に表れた一曲。
●実は2nd Singleのリード曲用に制作された楽曲。
セルフライナーノーツの通り、震災直後に出来た楽曲。
アルバム収録曲は何曲か完成していたのですが
アルバム制作の曲作りを行う中で、事前にシングルをリリースするという話がもちあがったのですが
レーベルとの話合いの結果、アルバムリリースに合わせて収録するという流れになりました。
制作期日をしっかりと決め、ある程度曲が出来てきた所で
レーベルの人に音を確認して貰う→練り直し→確認して貰う
という作業をひたすら行いました。
RECスタジオのリニューアルの関係で先に
REC日程を決めていたため
曲があがらないのは絶対に有り得ないという状況でした。
正直めちゃめちゃドキドキしました。
元曲は俺、シュンタロウが録音していったデモから広げて行きました。
メロディーは全てたっちゃんなのですが、2回位サビが変わったり、それに伴い歌詞も勿論かわりました。
構成も何パターンもあった中でプリプロ(REC前の仮レコーディングみたいなもの)も沢山して、今の形に落ち着きました。
個人的にBメロなどの各パートのアンサンブルが凄く好きだったりします。
今までRECする曲は絶対にLIVEでやっていたりしていたのですがこの曲はそれも無かったわけです。
無事RECも出来て、今に至るわけです。
気になる方は調度一年前にREC辺りのblogを書いているので読んで下さい!!
因みにRECスタジオは
water pump studio。
From dusk as mayの楽曲は全てここでエンジニアのカワバタさんの元、録音されました。
最近だと
先日リリースされた
カラーボトルさんのアルバムなども手掛けられています。
久しぶりにカワバタさんにお会いしたいものです。
つづく!!!!
シュンタロウ