こないだ書いたくるりのライブですが、凄く良かった。
音の成り立ちというか、ダイナミクスも凄く生々しかったし、一人一人の他の楽器への気配りが目に見えるようにわかる。
僕らの演奏とはね、かけ離れてました。
ズドーン!バコーン!みたいな僕らとは違う。
うちらの少ない目盛りのダイナミクスと比べて、凄く細かい目盛りで演奏されてます。
あれは演奏者じゃなくとも、色んな人が素直に心地よくなれる爽快感があるな。
やっぱプロです。
セットリストもなかなか豪華で、中でもブレーメン、ハイウェイ、奇跡、ロックンロール、ワンダーフォーゲル、東京、などに感動した。
生活拠点を京都に移したくるりが、東京に出てきた頃のMCをしてくれた。
その後聴いた東京は、格別なものがありました。
話は変わって、今日街でクドカンを見かけたんで、もう一ヶ月以上前に書いたことなんですが、大人計画の舞台の感想を書きます。
生の松尾スズキ、宮崎あおい、田辺誠一、岩松了、荒川良々、宮藤官九郎。
もうこれ以上笑うと迷惑になりそうなくらい面白かった。
特に松尾スズキのシニカルな笑いは、ドラマや映画では見れない、生でこその暴走が凄まじかった。
うんことか、そういうくだらない事で笑いをとるエキスパートです。
見に行って本当に良かった。
あと音楽を担当した向井秀徳氏も見に来てたんですが、このサントラもやばいんです。
ナンバーガールの要素があったり、ポストロックな要素があったり、完全に笑いに走っていたり。
とにかくこれも買って良かった。
やっぱりなんでもそうですけど、生ってええなぁ。
坂本竜哉